にわかが道をやってくる

競馬のこととか、競馬以外のこととか。



2019 宝塚記念 感想戦

あなたの、私の夢が走り出す。

などとは言うが、夢が必ずしも幸せなものとは限らない。
例えば週明け月曜日。寝過ごしてしまい目が覚めたのはとっくに電車に乗ってなければいけない時間で、どうしたもんかと頭を抱えるも、もういっそのこと今日は体調不良ってことで休んでやれと決意。そう決めてしまえば気楽なもので、さあ今日は何をしようか、外は雨だし家で映画でも見るか書き物でもするか、何にしても豊かに時を過ごせそうだぞ……
というところで目が覚めて、時計を見るといつもの普通の起床時間。ガッカリしながらのそのそ着替えて、雨の中肩を落として会社へと向かう。

そんなレイニーマンデーに振り返る昨日のドリームレース。今年はどんな夢だったっけ。

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◆宝塚記念

◎①キセキ
◯②レイデオロ
▲⑫リスグラシュー
△④アルアイン
☆⑦マカヒキ

【買い目】
3連複 ①ー②④⑦⑫
馬連 ②ー⑫

まず複は外すまいとキセキを軸に。万一の場合の備えはこの馬連一点で充分と。
切ったエタリオウとスワーヴリチャードは真価を発揮せず大人しくしてくれいと願っての年に一度のファンファーレ。
 



【着順】
⑫リスグラシュー ▲
①キセキ ◎
⑪スワーヴリチャード
④アルアイン △
②レイデオロ ◯

変な奇襲でも仕掛けられない限りは、まずすんなりハナをとるだろうと誰もが思っていたキセキが出だし思いのほか行きっぷりが悪く、各馬の鞍上はみな『???』となったのではないだろうか。
とりあえず何もせずキセキを待ったアルアイン北村やスティッフェリオ丸山が間違いだったとは言い切れないが、これを機と見て一気に前へと進出した大外の外国人2人の騎乗ぶりを見ると、やはり外国人ばかり重宝されるのも仕方ないのかなと思えてしまう。

出だしこそスムーズでなかったものの、はじめの5ハロンは1分フラットで入り、次の5ハロンは58.4と厳しいペースを作り、後ろにキレを発揮させない消耗戦に持ち込んだ川田は見事だったのだろう。
キセキもそれにしっかり応えてくれた。やはり強い。

が、それ以上に凄まじかったのが番手に付けておきながら、次点を0.5秒も上回る上がり最速でぶっちぎったリスグラシュー。
この馬が飛び込んでくる展開はあり得ると思っていたが、こんな競馬で圧勝してしまうとは。とんでもねえ。

直線入りしなの手応えはアルアインの方がスワーヴより良さげに見えたが、残り1ハロンのところで前者は脚が止まり後者は踏ん張ったのは距離適性の違いか。
ここの明暗で、こちらの馬券は屑に消える。

キセキが前つぶれの厳しいペースにすると決め打ちしていたか、もう馬がテンから前に行ける脚を持っていないのか、近走復調の兆しを見せ、今回調教抜群といわれていたマカヒキは、後方ポツンから、まさかのタツゴウゲキしか交わせずブービー。悲しい限り。

もう一方のダービー馬・レイデオロは終始内側で調教かしらと思えるマイペース走りで何の見せ場もナシ。
それでも掲示板確保しているのは大したものと言うべきなのだろうか……

結局前の馬で決まってしまい、これといった興奮もできずに上半期最終決戦を終えたワイ、半ば放心状態で気がついたら帝王賞の出走表を眺めていた日曜の夕刻。

これにて2019年中央競馬前半戦、終了。


思い返せば、この春はブラストワンピース、アーモンドアイ、ダノンプレミアム、そしてレイデオロと、最強候補と目されていた馬たちが軒並み大一番で敗北を喫した波瀾の春だった。
そのおかげか、こちらの財布もすっかりペラペラになってしまった悲しみの春。

こうなれば見据えるは秋。
春に不覚をとった列強が再び輝きを放つか、意外な伏兵が台頭するか、はたまた昨秋のように新世代が席巻するか。

もちろん当方とてリベンジしないわけにはいかない。この春のGⅠ成績12戦2勝、回収率40%程度という屈辱は漱がねばならない。
(言うまでもないし言いたくないが、平場も含めると、マジで生活に関わるレベルの負け具合だった)

開幕のスプリンターズSから締めくくりの有馬記念、おまけのホープフルSまで。勝って勝って勝ちまくる。
そんな夢を見たって悪くないだろう。


こちらはヒロイン&語り手の馬連が当たってるんだけどねぇ……
kakuyomu.jp