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にわかが道をやってくる

競馬のこととか、競馬以外のこととか。



旅打ち日記 名古屋編① 中京競馬場(2016.7.17)

江ノ島にて不審な男女三人組が道行く人々に「夏競馬ですよ」「夏競馬行きましょう」などと声をかけて回るという事案が発生しているという。
それと因果関係があるのかないのか、自分も初めての夏競馬現地参戦、初めての旅打ちというものに挑むことに相成ったわけで。

前日の土曜日は前哨戦ということでテレビ観戦しつつ中京メインで少し残高を減らし、ハングリー精神を研ぎ澄ます。武さんが人気以下の着順だときっと馬の状態が良くなかったんだろうなぁと思ってしまう信頼感は凄い。

んで、決戦の日曜日。現在名古屋在住で、金曜からこっちの実家に来ていたという中学以来の友人と道連れになり来名。
新横浜〜名古屋間などあっという間で、スポーツ紙見ながら数レース検討していると気づいたら名古屋到着。すかさず名鉄に乗り換えものの十数分で中京競馬場前駅に降り立つ。
たまに青春18きっぷなぞ使ってのんびり国内を回る旅を楽しんでいる身としては、目的地まで最速で輸送される感じが旅情に欠けること甚だしいが、勝負の旅にそんなものは必要ないのかもしれない。

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戦場へと向かう階段。よく見るとど根性ガエルのヒロシ、あるいはそれいけノンタックの変わり果てた姿が。

10時頃には到着したのだが、競馬場内はかなりの人だかりで、ゴール前付近の見やすい席は既に埋まっている。収容人数が違うとはいえ、府中では重賞開催時以外は昼頃行けば大体良席にありつけるのでタカをくくっていた。
仕方がないので第一コーナー付近の席を確保。まあ、ゴール後に流れてくるお馬さんたちを間近で見たことないので、それも一興か。

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この写真だと閑散としているように見えるけど、客席はかなり賑わっていました。
それにつけても競馬場の抜け感というのは素晴らしいものがあります。

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うーむ、写真が下手なのかいまいち賑わい感が伝わらない……パドックの人の詰め寄せ感も、平場の府中よりは遥かに上でした。名古屋の馬券師の熱さはかなりのものとお見受けします。
あと実際の暑さに辟易。気温もそうだが湿度も高く、へばりそうな身体を引きずって客席、パドック、券売機と回り、混濁しそうな頭でレースを予想。夏競馬を回避する人も結構いるというが、難しさの他にこの辺りも原因なのだろうか。

さて、馬券の方はといえば。
新馬戦で普通に来そうなのは2番人気の8枠8番、何だか予感が走るのは人気最下位の8枠9番。よし、こんなときは枠連だと購入した馬券で5,330円の当たり。当然来たのは2番人気の方で、予感の走った9番は人気順どおりの着順だったけど結果オーライ。
あとはメインレースで三連複ゲットで配当5,360円。なお4着の馬もヒモに入っており、「あー、12番が来てれば万馬券になってたのにー」と悔やんでいたところ清掃のおばちゃんに「当たったならいいでしょー。贅沢言っちゃいかんよー」とたしなめられる。これも名古屋の洗礼か。
函館記念は惨敗したものの、二塁打2本、ポケットの中の1万円が大体12,000円になった(元のお金全部は使い切らなかった)ので、まあ初日は上々ということにしておこう。

戦いを終え、中京競馬場前駅のほど近くにある桶狭間古戦場跡に立ち寄り、数百年前の勝者と敗者に思いを馳せる。

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自分も信長よろしく奇襲作戦にでも打って出て、馬券師として天下に名乗りをあげたいものよのう、なんて思ったり。
競馬やる上での奇襲ってのが何なのかは不明ですが。

名古屋駅戻って、適当な飲み屋で食事。曲がりなりにも収支プラスだったこちらが、たしか一回単勝当てただけでほぼオケラだった友人に奢ってもらう。持つべきものは友。
いつも家飲みで少量の酒を楽しんだらすぐ寝てしまう自分としては結構な量入れてしまい、安いビジネスホテルの狭い浴室でサライを熱唱。我ながら気持ちよく酔っ払うと、ヘタクソな谷村新司加山雄三のモノマネでサライを歌う癖があるのも困ったものではある。

こうして初日は更けていったわけだが、旅打ち日記としてまとめているうちに、この手の記事には必須といえるある要素が欠けていることに気づいた。
そう、このブログには競馬場グルメ情報や画像がまったくないのだ。

一体何故かと言うとごく単純な話で。
自分、現地で競馬やってるときにあんまり飲み食いしたいって気分にならないんですよね……
競馬場の空気感と、手元のスポーツ紙と、目の前で繰り広げられるレースとで十分に恍惚とした気持ちに浸れるのに、そこに飲み食いが入るのはトゥーマッチな気がするというか。これって競馬ファンの在り方として異端なんですかね?

なので、当ブログには今後もおそらくグルメ情報は出てきません。腹が減ったらコンビニのおにぎりやお菓子ぐらいは食うけど、そんな写真載せても仕方ないだろうし。
どうかあしからず。