にわかが道をやってくる

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藤井聡太は羽生善治級のスーパースターになり得るだろうか

オリンピックやら高校野球やらで、若者たちが溌剌に活躍し、くそ暑い日本に爽やかな風を吹き込んでくれている今日この頃、将棋界でもどエライ新星が、いよいよ我々の前に姿を現そうとしている。
藤井聡太奨励会三段。どうやら本物中の本物らしい。

第59回奨励会三段リーグ戦

残り1節(2戦)を残した三段リーグで、12勝4敗とトップに立っており、最終節で連勝すれば文句なしの昇段、1勝1敗だと少し厳しいがそれでも目は残るというような状況。
史上5人目の中学生棋士の誕生、それどころか60年以上破られなかった加藤一二三のプロ入り最年少記録の更新される日が、目前に迫っているかもしれない。

それが実現した時に、彼の双肩にのしかかるであろう巨大な期待の重さたるやどれほどのものだろう。
彼には、羽生善治が第一線から退いた後の将棋界の、へたしたら全てが託されてしまうのではないだろうか。

 

羽生さん以降、特に将棋に詳しくない人でも名前と顔と何となくどんなことしたかがわかるレベルのスーパースターは現れていない。
羽生以降の最大の巨星は言うまでもなく渡辺明だが、彼が史上初の永世竜王となっても、漫画に描かれても、将棋界の外から見た彼の存在の大きさは羽生さんには遠く及ばないだろう。
たまにバラエティ番組などに出た時に必ずと言っていいほど「あの羽生善治さんに唯一勝ち越している棋士」などと、微妙に正確ではない紹介文をわざわざ付加されていることが何よりの証だろう。

何故魔太郎がブーハーに及ばないのか。理由として、羽生さんの功績がケタ違いすぎるという点が一番大きいのだとは思うが、もう一つ、残酷な事実がそこにはあるのではないだろうか。

そう、ずばりルックスの違い。

七冠フィーバーがあれだけ世の中に広まり、羽生さんがCMにまで出演するに至ったのは、当時の彼がパッと見は根暗そうな眼鏡男子でありながらも、よく見たら精悍で作りの良い顔立ちをしていたからであろう。
ナベもかつてよりは随分垢抜けているが、残念なことにこの要素は天から授かっているとはとても言えない。
同様に、つい最近囲碁で七冠制覇という羽生さんと同等の偉業を成し遂げた井山裕太がイマイチ世に広く知れ渡っていないのは、この辺りが由来なのではないかと思う。

渡辺竜王や井山七冠をくさす気持ちはこれっぽっちもなく、彼らの偉大さはよくわかっているが、厳然たる事実として見てくれは重要である。
特にその世界に興味の無い人に訴求するには、一定の姿形のクオリティは、必要不可欠といえるだろう。
(ひどいこと言ってますかね?)

では、今年の秋かもう少し先の近未来に誕生するであろう藤井聡太新四段はどうだろうか。

 

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うーん……
たとえ史上2度目の七冠独占を達成したとしても……うーん。

世間一般への訴求という意味では、史上初の女性棋士誕生の方を待望すべきかもわかりませんな。

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彼ら彼女らは、こんな失礼なことを書き散らす将棋ファンの風上にも置けない奴のことなど気にも留めず、戦いの日々を送っていることでしょう。

余計なことは考えず、棋士としての彼と彼女らの指す将棋が見れる日を楽しみにすることにいたします。