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にわかが道をやってくる

競馬のこととか、競馬以外のこととか。



旅打ち日記 阪神編② 阪神競馬場 2016.12.11

日曜日のGⅠデーに旅先で現地観戦。
今年から競馬にハマった人間としては、ちょっとばかり背伸びしすぎというか何というか。
更に生意気なことに、キャンセル出てた指定席を取っているため、朝はゆったりと宿の近くを散策。

何だかやけにデカい建造物がある。

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まあ競馬とまでは行かなくても、野球ぐらいならここで出来るかもしれない。

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慌てて駆けつけることはないとはいえ、貧乏性な私。折角お金出して指定席とってるのだから少しでも長く満喫しなければ損とばかりに、1Rが始まる少し前には阪神競馬場に到着。

生まれて初めての指定席鑑賞に高揚が抑えられない。一般席の無いフロアへと向かうエスカレーターに乗るとき、心なしか肩で風を切っていたかもしれない。

予約に使用したJRAカード(こないだ作った)を係のお姉さんに出して発券してもらい、手の甲にクラブとかでお馴染みの火であぶったら浮き出るスタンプを押してもらう。

 

わざわざ安くない金銭を支払っての競馬観戦。さぞかし上級国民の紳士淑女の皆様がたむろしているのかと思いきや、むしろ馬券師としての上級者で社会人としてはその逆といった様子の歴々が目立つ。シルクハットをかぶり片手にステッキのチョビヒゲ紳士などはどこにも見当たらない。
考えてみれば、金払ってまでも競馬を見ようという方々。ライト層も多い一般席と比べガチ感が増すのは当たり前だ。

ちなみに、自分が取れたA指定席は二人がけ。ぼっち観戦者は必然的に同じくぼっちか奇数で来たグループの仲間外れさんと相席になる。
ヤバい人が隣に来たらどうしようかと大いに不安があったものの、お隣はごく普通のおじさん。最初着席するときに会釈したところ会釈を返してくれたし、肘を両席の真ん中よりこちら側に出しがちで、レース前後にブツブツ独り言を仰られる程度の常識人なのは幸いだった。

そして最前列の席からは、想像以上の絶景。
山の稜線を遠くに臨み、空がすぐそこにあり、眼下には緑のターフ。なんだ、これだけでも料金を払う価値があるのに、更に競馬まで楽しめちゃうのか。どうなってんだこりゃと。

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素晴らしい環境で大いに楽しんで競馬を堪能できたわけだが、それが別段結果には繋がらないのが難しいところ。たまに当たっても全然安く、外れた分を取り返すほどのヒットはなかなか繰り出せない。

また徐々に負けが込んできたため、気分転換にパドックに降りてみると、ブチコが傷心を慰めてくれた。

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「元気を出して。次のレースは私を買えば勝てるわよ」
「うんわかった。レッドザバスを買うよ」

心に直接呼びかけてきたブチコは4着。こちらの軸馬は5着に終わった。世の中そんなもんだろう。

メインレースの阪神JFは、まあクラシックとか古馬王道とかと比べたら村祭りみたいなものかもしれないが、さすがの賑わい。
自分も何度となく人でごった返すコース脇で立見観戦してきているが、たまには優雅なムスカ視点も良いものですね。

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人がゴミのようだ…!

レース結果はあいにくで。ゴミはこっちだった。目が、目が。

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最終レース後もその場に留まり、香港国際競走を観戦。なーんにも当たらず、競馬場を後にする頃には外は真っ暗、心も真っ暗。
阪神競馬場初参戦は、苦味いっぱいの結果に終わりましたとさ。これは早晩リベンジに訪れる必要があろう。

夜は神戸に移動。明日は旅打ちひと休みで観光としゃれ込む予定。
ルミナリエ最終日ってことで、折角なんで並んでみる。辺りの人々はカップル、ファミリー、女の子同士のグループのみで構成されており、自分のようなぼっちのおじさんは確実にお呼びでない中、会場に辿り着くまで約1時間待ち。
わざわざ関西に来て、競馬に負けて、ほぼデートスポットに紛れ込んで、これで何してんだろオレ……と思わないメンタルタフな人間がいるならばお会いしたいもの。

まあLEDは綺麗でしたよ。

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元来阪神・淡路の震災で亡くなった方の鎮魂と追悼を目的とした催しらしいが、辺りの雰囲気は表参道あたりのイルミネーションと変わらない気が。勿論中には本来の意義に沿ってイベントに参加している方もいるのだろうけど。
ぼっち人間が長居するべき場所でもないなと、早々に立ち去り、とぼとぼと夜の神戸を歩く。

予定では競馬で勝った勢いで、諭吉数枚分ぐらいの神戸牛を食して、そのまま夜の街のイイお店にでも突撃しようと目論んでいた。
が、土日と負けてしまったため、ほんの少しだけプランを下方修正。

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付け合わせのナスが嬉しいね。

この旅打ちはもう一戦、園田競馬が控えている。手ブラどころか持ってきたものをただ失って帰るわけにもいかない。
中央で負けたなら地方があるじゃないと。

雪辱を期し、旅先の夜は更けて。(既視感)

 

 

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