読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

にわかが道をやってくる

競馬のこととか、競馬以外のこととか。



旅打ち日記北九州編フィナーレ 2017.02.21

競馬競馬競艇と満喫した北九州の旅打ち。
最終日は飛行機の券が遅い時間しか取れなかったということで、ブラッと観光しつつ市街でも練り歩いてみようかと。

例によってノープランゆえに、ホテルにて朝ご飯食べながらどこ行ってみようか考える。

f:id:bakenbaka:20170228220956j:plain

f:id:bakenbaka:20170228221034j:plain

朝の港の景色を眺めながら、和膳をパクパク。卵と卵がかぶってしまったぞ。

八幡製鉄所も少し頭をよぎったものの、少し調べてみたところ内部には入れないとかガッカリ名所感が漂っており、当方特に世界遺産マニアではない(特にここ10年ぐらいの懸命に売り込んで登録してもらってる文化遺産の類については首を傾げている)ので、電車乗って行くまでもないかなと。
小倉初来訪の今回は、駅周辺にある観光地をのんびりブラついてみることに。てか神戸と同じパターン。

 

f:id:bakenbaka:20170228221106j:plain

森鴎外の旧居跡。オウが環境依存文字らしいので簡略な字で失礼。
学生時代割と読んだクチなので、ワクワクして足を運んでみたものの、まさに単なる旧居なので、どう頑張っても30分はつぶせない。まあ無料なので文句を言ってはいけない。
小倉での時代を中心とした年表や、あの有名な遺言書の直筆(複製かも)など、ファンの方は一度覗いてみるとよいかと。

ちなみに、自分のイチオシ作品は短編の「大発見」です。外国人も鼻をほじるかどうかを、あちらの文献をつぶさにあたり突き止めるというクレイジーな小品。ぜひ御一読を。

そのまま小倉の街をそぞろ歩く。

f:id:bakenbaka:20170228221147j:plain

「この水路は、江戸時代に商人たちが使用していたものを、明治政府が武器を運ぶためのものとして〜」などとブラタモリ気取りでデタラメ並べながら橋を渡る。

 

 

小倉城に到達。

f:id:bakenbaka:20170228221223j:plain

城内は歩きやすくバリアフリー完備。展示も見やすく整備されており、逆にいうと往時を感じさせるような風情はない。
城マニアでもないのであまり多くは知らないが、そういう点では愛知の犬山城が見たことある中ではダントツで素晴らしかった。中京競馬場などにお越しの際は是非足を運んでいただきたい。

 

f:id:bakenbaka:20170228221314j:plain

タイガー

 

f:id:bakenbaka:20170228221348j:plain

ウソやん

 

f:id:bakenbaka:20170228221432j:plain

おおっ

 

f:id:bakenbaka:20170228221523j:plain

おお〜〜っっ

 

などとそれなりに堪能し、小倉城庭園へ。

庭から眺望するお城。雄大なり。

f:id:bakenbaka:20170228221701j:plain

 

そして敷地内にある松本清張記念館へ。

f:id:bakenbaka:20170228221817j:plain

出生地は異なるらしいが、北九州出身とされている大作家。こう見ると御当地も結構色々輩出している。バカリズムも確かそうだし。

この方の経歴を時代背景とともに見ていくことはなかなかに感銘深く、結構な長居をしてしまった。
何よりも、42歳でデビューして、その後40年稼働したということに、勇気をもらってしまった40近くの単純なオッさんが約一名。

若い頃、初めて読んでみた氏の「日本の黒い霧」を面白えなあと読み進めていたものの、変なところで潔癖だった自分は、思想が偏りすぎていることに段々辟易として本を閉じ、その他の著作に手を出すことはなかった。
(当時は左右どちら寄りであっても、思想の臭いが強いものは嫌いだった)

が、それなりに年輪を経た今であれば、色々と受け入れることもできるだろう。
あれだけ売れに売れ、名作として今なお語られている作品群がつまらないわけがない。そうだ、文庫本の一冊でも機上のおともに買ってみようか。
本屋さんに行き、松本清張の棚を物色し、迷った末に隣の町田康の作品を購入した頃にはもう夕刻近く。

飛行機の時間まではまだしばらくあるが、もう一箇所どこか観光するには忙しい。お茶でもしながらゆっくり旅を振り返ろうと、全国どこにでもあるチェーン店のカッフェへ。

写真やら眺めつつ、旅打ち日記の第一弾を書いたりしていたところ、折良く隣に女の子二人組が座ってくれて福岡弁でおしゃべりを始めてくれる。
もう率直に。方言女子は良い。
もしこの嗜好をヘンタイ呼ばわりする者がいるならば、一戦交える覚悟はある。

そんなこんなであっという間に帰りのフライト。ガラガラのバスにて北九州空港に戻り、ガラガラの飛行機に乗り込む。

飛行機慣れしていない自分は、帰りは窓側の席がとれたということで、機内からの夜景を楽しみにしていたのだが、なんと翼の真上の席。残念無念。

九州小倉。ちょっとどうかしてしまうぐらい楽しい旅だった。
それだけに、帰ったら、日々の中でやるべきと思うことをしっかりやっていかんとなと思いを新たにして。

必ずまた訪れる地を、結構な速度で後にして。

f:id:bakenbaka:20170228222332j:plain

 

 

www.bakenbaka.com