にわかが道をやってくる

競馬のこととか、競馬以外のこととか。



2018 宝塚記念 感想戦

上半期最後の東京競馬場。
できればチャリ機かっ飛ばしかったところだが、朝はあいにくの雨模様。おとなしく鉄路にて馳せ参じる。

到着した頃には雨は上がっていたものの、内馬場へと向かい最終レース後の馬場開放の参加券をゲットし、とりあえず馬券を500円分買い、正門にてサイン入りゼッケンの抽選券を貰うという大移動で汗だくだく。
指定席のお隣さんはしばらくやって来なかったから良いものの、この時期の競馬観戦には汗対策が必須だなあと、ハンカチーフでふきふきしながら改めて実感。

このビューともしばらくはお別れ。他場ではあるもののグランプリレース当日の高揚と、開催ラストの物寂しさが同居する不思議な感覚。

そんな感慨をあっけなく吹き飛ばす馬券の不調ぶり。まあ負ける負ける。
乾坤一擲を賭けた10番人気の江田照男の単複勝負でのアタマ差2着に悶絶。少しは戻ってきたものの、全然足らぬ。

今日の本当の勝負はここ東京の地にあらず。
この春最後のビッグレースに、すべてを賭けて向かい合う。

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◆宝塚記念

◎②ノーブルマーズ
◯⑧ダンビュライト
▲⑯キセキ
△⑦パフォーマプロミス
△⑮ゼーヴィント
☆⑭スマートレイアー

【買い目】
3連複 ②⑦⑧⑭⑮⑯
馬連 ②⑧ー⑦⑧⑭⑮⑯
ワイド ②⑧⑭
 



【着順】
④ミッキーロケット
⑬ワーザー
②ノーブルマーズ ◎
⑩ヴィブロス
⑧ダンビュライト ◯

サイモンラムセスが逃げ、それに続く先行勢の中に買い目の中で最大の穴馬、スマートレイアーの白い馬体。
これこそ密かに望んでいた展開。少し渋った阪神内回りでスタミナ自慢の牝馬の前残りが成るかと拳を握る。
が、1000m59.4という馬場を考えると相当なハイラップを刻み、その後もまったくゆるまず先行馬たちは軒並みズルズル垂れていく。

コーナーで早めに仕掛けたサトノダイヤモンドは歓声こそ湧かせたものの、あの流れでの早仕掛けは無謀。輝きは戻らなかった。

直線、前と離れすぎない中団で構え、内内を己のペースで刻むことのできたミッキーロケットが抜け出し、それに迫るは-27キロの馬体重が出るや人気を大幅に落としていた香港馬・ワーザー。
残り200mの時点でどの馬券も的中はないと悟った自分は、和田の応援に切り替える。

「和田! 行け! 逃げ切れ‼︎」

自分だけではない。遠く離れた東京競馬場で、おそらくミッキーロケットの馬券など買っていないであろう多くの競馬ファンがそう絶叫していた。
和田竜二というジョッキーは、そういうことをさせてしまえる男なのだ。

思いが通じたか、或いは単純に馬が強かったか、白地に赤い星マークが散りばめられた勝負服の男を乗せた馬が最初にゴールを決め、新たなるGⅠ馬が誕生。鞍上はかの歴史的名馬にまたがっていた時以来、17年ぶりでGⅠジョッキーに輝いた。

ウイニングランに惜しみなく贈られる拍手。ダービーで福永が勝ったときもそうだったが、実にしびれる光景。

また勝ったのがミッキーロケットというのが、菊花賞以来何度となく戦い、背中を追い続けたレインボーラインからバトンを受け取っての勝利という感があり、しみじみ感慨。
まあそんなのはファンの勝手な思い込みに過ぎないのだろうが。

終わってみれば春の王道三冠のうち二冠は弱体世代とさえ言われつつあった5歳世代が手にした。この世代に思い入れのある身としてはこれまた感慨。
春天と宝塚には4歳世代のトップクラスが出てこなかったという意見には、レースにきっちり出てくるのも強さの証じゃいと返したい。
 


つくづく良い宝塚記念だった……と総括するには馬券がダメすぎた。

本命にした12番人気が3着に入ったのに、相手はおらず複勝は買ってなく、何にもなし。
人気どころの大半を切った3連複が垂涎のオッズだったので欲張りすぎたのかもしれない。
馬や騎手に対し、何にも成長しないのは我ばかりといったところか。情けない限り。


気を取り直して臨んだ東京最終レースもあえなく外し、これにて春競馬終了。
4月から5月前半あたりはかなり良い感じだったものの、オークスの勝利を最後に女神に見放された印象。気まぐれな女性を振り向かせるには努力を絶やしてはならないと反省。

肩を落とし、馬場開放の列に並ぶ。


つわものどもが夢の跡……と感慨に浸るには人大杉で雰囲気とかはあったものじゃなかったが、まあ貴重な経験ではあった。
荒れてる内側と荒れてない外側の差は思ったよりも激しかった。
また、そもそも馬場の芝というものが、イメージよりは整っておらず、ゴルフ場でいえばフェアウェイではなくラフの状態なんだとわかった。

この体験を馬券に活かせるかどうか。
秋に大きな実りを得るための、夏の競馬がいよいよ始まる。


こちらも何とか宝塚まで完走。しんどかった時がほとんどだったけど、自己満足ぐらいはしてしまおう。
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