にわかが道をやってくる

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2018 ジャパンカップ 感想戦

11月最後の日曜日。
この時期としては良い陽気に恵まれ、絶好の競馬日和。
2018年東京最終開催日を、現地指定席で迎えられる幸福を噛み締める。

よっしゃ今日は全レース参戦じゃいなどと意気込むとロクなことにならぬのはヘボ馬券師の常。
負けが込み、かろうじて大本命が飛んだレースで馬連とることができ、ある程度は取り戻すといった具合。
ちなみにそのレースで飛んだのは、1枠1番、単勝1倍台、ルメール騎乗、ロードカナロア産の牝馬という、大一番に向けて何かを暗示するかのような空恐ろしい出来事。

そして迎えるメインレース。府中最終決戦。

www.bakenbaka.com

◆ジャパンカップ

◎①アーモンドアイ
◯⑨シュヴァルグラン
▲⑧キセキ
△⑪スワーヴリチャード
☆⑤ミッキースワロー

【買い目】
3連単 ①→⑤⑧⑨⑪→⑤⑧⑨⑪
3連単 ⑤⑨→①→⑤⑧⑨⑪
馬連 ⑤ー①⑨
3連複 ⑤ー⑧ー⑨

ダイヤモンドは抑えとくべきじゃないかとか、このメンツなら海外馬もあるんじゃないかとか、臆す心が囁く声には耳を貸さず、信じて印を付けた馬だけで勝負。
 



【着順】
①アーモンドアイ ◎
⑧キセキ ▲
⑪スワーヴリチャード △
⑨シュヴァルグラン ◯
⑤ミッキースワロー ☆

先行馬の中でキセキがハナに立つことも有り得ると想定していたが、そのすぐ後ろにアーモンドアイがつくことは完全に予想外。
後から振り返れば、このレースにおいて最大の懸念は最内で包まれること、そして馬場状態からして前にいなければ難しいと踏んでの好判断と評価できるのだが、レース中はいくらなんでも前すぎないか? 本当に大丈夫なのか?? と不安と興奮が絡まって終始叫びっぱなし。

あちこちで再三語られているが、やはり特筆すべきは川田騎乗のキセキの逃げ。
天皇賞の際と同様、平均ペースぐらいから後半まったく緩めずタイトなラップを刻み、後続を振り落とす見事な騎乗。
ちなみにラスト5ハロンのレースラップを天皇賞秋と比較すると下記のようになる。

秋天 11.6-11.3-10.9-11.6-12.0
JC 11.4-11.4-11.0-11.4-12.0

こんな惚れ惚れとさえするロンスパを力のある逃げ馬にやられては後続はたまったものではない。
先行或いは好位につけていたノーブルマーズ、ガンコ、ウインテンダネスといった、いずれも今年の長距離重賞で良績を残してきた実力馬たちが次々と沈んでいく。

そんな中、全く脚色の鈍る気配のない3歳牝馬は、直線中程で騎手が合図を出すや、会心の逃げを打つGⅠ馬をまるで手合い違いであるかのように軽やかに交わしさった。

強いことは知っていたが、現地でその強さを目の当たりにし、驚嘆のあまり声も出んわと思いきや、走破時計を見て悲鳴にも似た絶叫。

どうやら伝説に立ち会ってしまったということを認識し、感動とともに畏れにも似た心持ち。

川田騎手はおそらくこれ以上はない会心の騎乗。いくら高速馬場とはいえ、キセキのタイトな逃げがあってこその超絶時計であることは間違いない。
おそらく本調子ではないパートナーに跨り、アーモンドアイをマークし3着に粘ったデムーロ騎手も賞賛すべきだろう。

が、それもこれも全て無に帰してしまうほどの問答無用の絶対的強さにはひれ伏すしかなく。


5頭印つけて5頭掲示板ということで、予想としてはかなりバッチグーであったが、何分3連単でも2,690円と配当がお安すぎで、馬券的にはうーんといったところ。

GⅠ予算5,000円が2倍程度に。
実を言うと、3着にシュヴァルが入れば配当跳ね上がるかなと思って直線一生懸命応援していたのだが、もしスワーヴと入れ替わっていても大して変わらなかった様子。
アーモンド頭固定で後は広めにという人が多かったのだろう。
 


なおその後の京阪杯は、ダノンスマッシュは上位に入って相手は荒れるという目算だけは当たったものの、チョイスしたヒモがほとんど二桁着順で撃沈。
この日トータルではほぼトントンという結果に終わる。指定席料金と電車賃を踏まえるとアカ。

まあ、何年後かに振り返って、あの日あの場所にいられたことを自慢に思えるであろうことを考えると、お値打ちなのは間違いないところで。


小説、たまに一気読みしてくださる方がいらっしゃるようでありがたいやら恥ずかしいやら。
まあ本文読まずに見当違いな本命馬だけ見て嘲笑われているのかもしれませんが……
kakuyomu.jp