クラシック2021
いきなり数字が飛んだが、㊶〜54をなかったことにするわけではない。ちなみに多くのソフトウェアがそうらしいが、丸数字は㊿までしか対応してないそうな。一度借金地獄に落ちてしまった者のように、書けども書けどもリアルタイムに追いつかなくなってしまっ…
再三述べているが、皐月賞と同舞台での重賞の割にはあまり本番に直結する印象のないレース。昨年ここでインパクト大の勝ち方をしたクリスタルブラックにしても本番で16着と大敗し、その後屈腱炎が判明、その後ターフに姿を見せてはいない。今年はここから春…
世紀の一線を翌日に控え、自分も気がそぞろだった記憶がある東京開催最終週の土曜日。 とはいえ、若駒たちは常に勝ち上がりと生き残りを賭けて走っており、西の重賞にはこの世代で贔屓にしている馬が参戦。彼らにとっても自分にとっても、決して翌日の前座で…
東スポ杯デーのこの日は2020年3回目、そして最後の府中行。評判の駿馬のお手並み、というかお脚並みをとくと拝見することができた。 そして、この日は東西の未勝利戦でも評判馬が出走。近年最上の栄冠に輝いた優駿を兄に持つ若駒たちが今度こそ強い競馬を見…
いつから呼ばれるようになったか、いい夫婦の日。 そのうちコレも多様性の世の中に夫婦という概念を押し付けて云々と、言葉狩りの餌食になったりするのかなーなどと思ったりしつつ、その日のレースを狭いアパートで淡々と回顧する独身者がおったそうな。 11/…
今年は京都でなく中京で行われるシンザン記念。ちなみにレース名に冠されている名馬・シンザンは中京を走ったことはないとか。 まあそれは余談として、例年は存在しない3歳馬の中京マイル重賞ということで、ここに出してくる陣営の意図はあるんだろうなと。…
11月も後半。 3日開催の土曜日はいわゆる大レースはなかったものの、ステップアップと生き残りを賭けた若駒たちの戦いはやはり熾烈。そしてこの日は、レースで勝つか負けるか、速いか遅いかの他にも、アスリートとして強くあるには大事な要素があるのだと改…
阪神現地でエリザベス女王杯を観戦したのなんて、つい昨日のことのようであるが実際には二ヶ月近く前のこと。 あの土日、目の前で強い競馬を見せてくれた馬たちのその後を見てみるとアレッ?と思うようなこともあったりで。 11/15(日) ◆東京2R 2歳未勝利 …
この週は旅打ちにて阪神現地へ。あの頃は思いも寄らなかったな。 冬になったら感染症患者が激増すること。その数字を高らかに掲げて騒ぎ立てる輩がいること。 そんなわかりきってたことに対して、何ら有効な対策を用意してないなんて。まあこんなところでウ…
もう年も明けてしまったが、こちらの時間は秋競馬真っ只中の時季。 三冠→三冠→GⅠ最多勝と、偉業が次々達成された後のGⅠひと休みの日曜日であったが、若駒たちの戦いは変わらず熾烈。 11/8(日) ◆東京2R 2歳未勝利 芝1400 曇 良⑱ワザモノ 黛 ⑰シーチェンジ …
この日も前週に引き続き東京現地観戦。 思い出されるのは、現地の重賞でやられてしまい意気消沈していたところ、ターフビジョンで観た阪神の重賞で息を吹き返したこと。さあこの2つのレースから年末の大一番で躍動する者は出てくるのかと大いに注目もしたの…
有馬記念で大団円となった今年の中央競馬。 ネット購入分だけでみれば収支プラスという快挙まで成し遂げた。(現地の紙馬券はまあレジャー代みたいなものなので……) ああ良かった良かった、さあ来年だ金杯だ、この勢いでお年玉ゲットだぜぃ。といきたいとこ…
泣いても笑っても今年の開催最終週。 秋口のごく一時期だけ好調期もあったが、今年通してまあひどい有様。とりわけGⅠで的中にありついたのは五本の指どころか、蟹でも片手で数えられるほど。 オーラス大逆転となるか、傷口を広げて令和二年は世間も馬券も暗…
いよいよ有馬記念の枠順が決まり、今年は土日でダブルGⅠとなることもあって、もうこの週末へと全身全霊を注がなければならないところ、なぜかアーモンドアイがGⅠ8勝の記録を打ち立てた日の2歳戦を回顧とか。 11/1(日) ◆東京3R 2歳未勝利 芝2000 晴 良①…
この日は夏の札幌で史上初の白毛の芝重賞ウイナーとなったソダシがアルテミスSでも快勝し、いよいよ本物だぞコレはと皆が観るようになった日である。 ちなみに自分も今年初の現地競馬となり、その勇姿を目撃している。他にもコイツは次が楽しみだぞと思える…
少し前までは朝日杯FS上位組といえばクラシックでも有力だったようだが、ホープフルSがGⅠになって以来、クラシック志向の強い馬はそちらに向かうようになってきた。中には使い分けもあるかもしれないが、こちらに出てくるのは、既にマイル路線に狙いを定めて…
競馬ファンならみんな知っている。この日、福永祐一とともに淀のターフで輝きを放ったのはコントレイルだけではないことを。 今はまだごく小さい輝きで、或いはすぐに消えてしまうかもしれないが、これから大きく育っていき、一年後には仁川の地で偉大なレジ…
この日はニワカの自分でも名前はよく知っていたり、何だったら肉眼でその走りを目撃していたりといったスターホースの弟やら妹やら子どもやらが参戦。 馬たち自身が偉大な身内を持つとやりづらいなとか思ったりはしないだろうが、こちらとしては親兄姉の勇姿…
もう二ヶ月ほど前となる秋華賞デー。 改めて振り返ると、デアリングタクトが無敗の三冠を達成したこの日から、JCの三強対決までの約一月半、これは競馬史に永遠に刻まれる伝説の期間だったことは間違いない。真っ只中にいたときはいっぱいいっぱいでそこまで…
もう2歳馬の頂上決戦も一つ終わってしまったというのにいまだ10月半ば分。 てか、レース数的に1日分で1記事になっている状況下、毎週最低3記事は書かねば永久に追いつくことはないわけで。厳。 10/17(土) ◆東京2R 2歳未勝利 芝1600 雨 稍⑬アカイトリ…
世の中はままならないもの。今年はそれを強く思い知った一年だったが、最大の不条理は昨年以前からしばしば発生する日曜出社であることは論を俟たない。 若駒たちによる本当に素晴らしいレースをリアルタイムで見れず、休憩時間にVTRをスマホの小さな画面で…
若き乙女たちの、あくまで現時点のという枕詞は付くが、頂上決戦。 ここを勝ち、最初に女王の称号を手にするのはかの見栄え美しい才媛か、それともあの名手が操るじゃじゃ馬姫か。はたまた秘めた力がまだ知れ渡っていない女傑が名乗りを上げるか。クラシック…
毎日王冠でサリオスが勝ち、3歳世代はコントレイルのみにあらずと高らかに名乗りをあげ、来るべきGⅠへの期待を大きく膨らませたあの日。もはや感じるのは懐かしさ。 そんな日にデビューしたり勝ち上がったりした若駒たちはどんなんだったかしら。 10/11(日…
もう師走も半ばに差し掛かり、このシリーズをリアルタイムに追いつかせるのもほぼ絶望的なのだがめげすに回顧。 時は丁度二ヶ月前の秋の東京・京都の開幕週、いきなり東西とも雨に祟られ、不良で時計も掛かる過酷な馬場で競い合っておったそうな。 10/10(土…
秋の2歳重賞戦線もいよいよ大詰め。ここを終えればあとは暮れに行われる現時点での頂上決戦を残すのみとなる。 前哨戦のトリを飾るは今年は阪神で施行される2000m戦。クラシックディスタンスの割にはイマイチ春に繋がるイメージが薄いが、昨年はワールドプ…
三連休の三日開催最終日は現地にて。 やたら日の照ってる時間は夏のように暑く、雲がかかるとやはり晩秋の風よなと感じさせる、そんな一日。 馬券師を名乗る愚者ことわたくしめは季節の風情なぞに感じ入る暇はなく、積み上がっていく不的中馬券に心乱れるの…
豪華メンバーのGⅠの後、それも渾身の予想が決して悪くはなかったにも関わらず敗北を喫し、脱力して無力感に苛まれているところを、三日開催の最終日に向けて立て直していくのはなかなか容易ではない。ビックマックに大量のスナック菓子にアイスクリームとヤ…
今年は結構2歳重賞を現地で観れており、実に幸甚。できれば春までこんな感じで過ごせれば良いのだが。 先の土曜日は阪神競馬場にて、年末の阪神やら来年春の中山やら府中やらの大一番を目指す、絶対に負けられない……は些か言い過ぎかもしれないが、極力勝ち…
この日から秋のGⅠ開幕。 つまりは、集まってくる騎手のレベルに偏りが生じるようになってくるわけで。安易な想像では、リーディング上位騎手が不在の裏開催場では期待馬はあまりおろされないんじゃないかなあと思ったりするのだが、どうなのだろうか。 逆に…
10月に突入。 既に勝利を得た者たちの更に上を目指す戦い、敗れし者たちが今度こそ勝利し道を開かんとする戦い、そしていつまでも牧場でのんびりしてもいられないと新たに戦場に参じてきて者たちの戦い。若駒たちの戦いは、加速度的に面白くなってゆく。 10/…