にわかが道をやってくる

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2020 アーリントンカップ・中山グランドジャンプ 感想戦

春の中山開催も終了。最終日の皐月賞は、無観客だったことが勿体なさすぎる名勝負が繰り広げられ、週の中程になってもまだ余韻は冷めやらない。

その前日の土曜日阪神。日曜中山に比べたら盛り上がりはとろ火程度かもしれないが、ここに出走してきた中にだって将来のビッグスターはいるかもしれない。
そんな若き駿馬たちのレース。

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◆アーリントンカップ

◎⑩ギルデッドミラー
◯⑥タイセイビジョン
▲⑦ボンオムトゥック
△⑨プリンスリターン

【買い目】
馬連 ⑩ー⑥⑦⑨
3連複 ⑩ー⑦ー⑥⑨

先行の方が良さそうかなという判断と、何だか牝馬同士で決まりそうという予感があり、◯と▲の序列を入れ替え、3連複はギルデッドミラーとボンオムトゥックの二頭軸にする。
切ってる人気馬もいるのでそこまで絞らず◎の一頭軸でも良かったのだが、より高配当を狙いにいったことが吉と出るか凶と出るか。

【着順】
⑥タイセイビジョン ◯
⑩ギルデッドミラー ◎
⑨プリンスリターン △
⑦ボンオムトゥック ▲
④トリプルエース

後方からの競馬になったタイセイビジョンが、迷いなきイン付きを見事に決め、流れた展開が向いたことを加味しても強い勝ち方。GⅠ2着の実力を存分に見せてくれた。

印付けた4頭がそのまま上位を占めるという結果で、2番人気のトリプルエースを切っていたことも含めて会心の一撃炸裂。
となる筈だったが、3連複を絞った決断が見事に凶と出て、的中は馬連のみの小ヒット止まり。
まあ当たっただけ良しとするべきかもしれないが、ここ両取りしておけば翌日5戦5敗のボウズに陥ったダメージも多少は軽減されたのになと。


とはいえ、己の勝ち負けなどどこかに吹き飛ぶ出来事が、激しい風雨に見舞われた中山で起きてしまう。
競馬が施行されていく中で、尊い生命が驚くほどあっけなく失われてしまうことも決して珍しくはない。その厳然たる事実の前には、自分のような者が何千円損したの得したのなどということは、あまりにも些事。

 



◆中山グランドジャンプ

【着順】
⑥オジュウチョウサン
⑪メイショウダッサイ
⑤ブライトクォーツ
⑦シンキングダンサー
⑩アズマタックン

レース終盤に待っていた衝撃的な光景に言葉を失い、やがてもたらされた最悪の知らせに、競馬ファンの多くは哀しみだったり虚無感だったり、ある種の憤りだったりを抱くことになってしまったこのレース。
もちろん自分とて例外ではなく、競馬には、とりわけ障害レースには付き物であると割り切ることはそうそうできないところではある。

だが、亡くなったシングンマイケルを悼み、冥福を祈ることと、素晴らしい勝者を讃えることは決して相反することではない。
5分を超える過酷なレースをどの馬よりも速く走りきり、空前にしておそらく絶後であろう同一GⅠ5連覇という偉業を成し遂げた歴史的名馬の勇姿を回顧するのに沈んだ表情は似つかわしくない。
ここは敢えて笑顔で、惜しみない拍手を贈ることにしよう。

おめでとうオジュウチョウサン。
あなたの創る伝説を、リアルタイムで目撃できることが本当に幸せです。