にわかが道をやってくる

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2020 オークス(優駿牝馬) 感想戦

少女から淑女へ、的な定番のキャッチコピーも競馬に興味のない人にしてみれば結構気持ち悪いものがあんじゃないかなあなどと思ったりしつつ、やはりこの舞台までたどり着いた若き女馬たちの勇姿には高貴さのようなものも感じられてならないわけで。
ああ、もう俺はこのあたり通常の感覚ではないんだろうなぁ、でもこれがあればこそ競馬なんてコスパの悪い(個人差あり)娯楽にうつつを抜かして悔いることがないんだろうなぁと。

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◆オークス

◎②クラヴァシュドール
◯⑱サンクテュエール
▲⑩ミヤマザクラ
△③アブレイズ
△④デアリングタクト
△⑧スマイルカナ
×⑰マルターズディオサ

【買い目】
3連複 ②③⑩⑱ー②③⑩⑱ー②③④⑧⑩⑰⑱
ワイド ②③⑱
3連単 ②→⑱→③⑩

いかにも弱気な感じもあるフォーメーション22点だが、デアリングタクト絡みだけ厚めにしとけばいずれもかなりのバックを期待できるようになっている。
他、デムルメとか来たとして、もう一人の外国人も来ちゃったとき用のワイドに、遊びと夢の3連単。
どれか引っかかってと祈って聞くファンファーレ。

 


【着順】
④デアリングタクト △
⑯ウインマリリン
⑦ウインマイティー
⑥リアアメリア
⑫マジックキャッスル

案の定スマイルカナ柴田大知は、よく言えば無難な、悪く言えば思い切りのないゆるやかめの逃げ。特に1000m〜1600mはかなりゆるんでいる。
となるとどの馬も脚があり直線決め手勝負、同等の決め手ならもちろん位置どり良い方が有利。まず本命のクラヴァシュドールは問題なかろうと見ていたが、残り200mのところからパタっと止まってしまう。

あんぐりと口を開けていると、終始他馬にかぶせられ、直線も進路がなかなか開かないという、いわば包囲網に囲まれていた一番人気デアリングタクトが、内が開いた瞬間に方向転換して突き抜けてくる。
超反応・超加速でみるみる前に迫り、粘っていたウインの勝負服2頭を捉えての戴冠。60ン年ぶりの無敗の二冠馬という称号を手にする。
松山騎手はこれでGⅠ3勝目、しかもすべてクラシックというハクつき。今回については馬に助けられた面が大きかったが、更なる躍進と次代をど真ん中で支えてくれることを期待したいし、期待できるジョッキーだなと。

まあ勝ち馬はダントツかもしれないというのはわかっていたが、2着3着がウインウインで、まさかの岡田一族馬券になるとは夢にも思わなんだ。

サンクテュエール(出遅れおった)に期待していた、大外から積極的に前につけにいく競馬を実践し、番手までつけてあわや残しきってしまうかという競馬をやってのけたウインマリリンの横山典騎手。
或いはこのレースのペースを作っていたのは柴田大知ではなく、東のレジェンドのこの男かもしれない。ダービーのマイスタイルの時にも感じたが恐ろしいお方ではある。もちろん馬も強かったが。

リアアメリア、マジックキャッスル、チェーンオブラブといった後方からの末脚自慢が上位に入り、前にいた馬はウインの2頭以外軒並み垂れていってしまったが、ウインさんたちは前走2000m勝ち、クラヴァシュドールやスマイルカナはマイルまでしか経験なかったことで理由を推測すべきだろうか。アブレイズはそもそも上がり35秒台の馬だったとか。


馬券的にはザ・問題外。軸の4頭のうち最先着が7着、残りは二桁着順では悔しがることすらもできない。
昨年同様、桜花賞組を高く見すぎての失敗だが、別路線組を高めに見積もっていても今回のは買えなかった(強いて言えば馬連ぐらいは拾えたかも)だろうなぁと。


淑女たちは次のステージへ。
なけなしのお金を握りしめ、追っかけていかねば。