にわかが道をやってくる

競馬のこととか、競馬以外のこととか。



2020 安田記念 感想戦

競馬に絶対などない。
馬券野郎歴の浅い自分にとって、最も強烈にそれを思い知らされたのは2017年の宝塚記念だったか。

この事実からは多くの悲嘆と、そして人によっては歓喜ももたらされる。
そして中には、そのことをしっかり踏まえた上で馬券を買っても、別に関係なく悲嘆する者もいるわけで。

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◆安田記念

◎⑤アーモンドアイ
◯②ダノンキングリー
▲①ダノンプレミアム
△⑥インディチャンプ

【買い目】
馬連 ②ー⑤
3連複 ①②⑤⑥

「最強」牝馬に勝つとしたら、キングリーだけという考えのもと馬連を厚く買い、残りはアーモンド頭の3連単にするつもりだったが、前日降りしきった雨の影響が思ってたより大きく、とりわけ内側があまり良くなくなってきているのを見てとり、これ結構アタマ危ないかもなと3連複に切り替える。
その判断自体は間違ってなかったが……

 


【着順】
⑪グランアレグリア
⑤アーモンドアイ ◎
⑥インディチャンプ △
③ノームコア
⑧ケイアイノーテック

陣営が道中は溜めると、今回は控えるのかと思えるようなコメントを出しており、距離不安とか鞍上の気質を鑑みてもハナにはいかないのではと思っていたダノンスマッシュが思いっきり逃げ、タフな競馬にはならないだろうという目論見は瓦解。
それにしても、いくら後ろがより強い連中とはいえ、中団より前にいた実力馬たちがことごとく後退していったあたり、馬場も印象より更に悪くなっていたものと思われる。

そんな中、アーモンドアイはマイル戦で出遅れかましてしまうという、通常その時点でゲームオーバーにもなり得る苦しい展開に。
直線もいつものような弾けるような鬼脚ではなく、ジリジリとした伸び方だったが、それでもインディチャンプを交わしているあたり、不当に評価を下げるべき敗戦ではない。もし並のGⅠ馬(←矛盾した言葉だが)であれば、喝采されるべき健闘といえただろう。

が、その頑張りを霞ませてしまうほどに強いのが一頭いた。
実は人気上位の中で真っ先に切ったのがグランアレグリア。そりゃ真価を発揮したら強いのは知っていたが、初の1200とはいえ高松宮記念で道中置かれたことや、朝日杯FSやNHKマイルの負け方から、強力な相手に揉まれたり並ばれたりしたら気後れして力が出せないタイプなのかなぁと。
蓋を開けてみれば、前も後ろも離れた中団という、狙ってか天啓かはわからないがベストな位置どりでレースを進め、直線出るや前には誰も居らず、何じゃそりゃと言いたくなるような伸びっぷりで、並いる強豪を2馬身以上離しての完全勝利。

前述のようにアーモンドアイも決して弱かったわけではない。
そりゃ高速馬場の方が向いてはいるだろうし、前走から2週間を在厩で過ごすという初めてのローテで100%は発揮できなかったのがしれないが、それでも十分強かったし、GⅠ8勝目を飾ってもおかしくはない走りはしていた。
敗因は一つ。この条件下では、ハマればより強い馬が一頭いたということ。おそらく出負けがなくても、より速くて軽い馬場だったとしても、このレースはものにできなかったのではないだろうか。

インディチャンプも改めて見たらソツなくまわってきて、割とスムーズに外に持ち出し伸びており、人馬ともに及第点のレースができていたと評価して良い。
まして落鉄がなかったとしたら、再びアーモンドアイを下していたかもしれず、まあその辺の運命のいたずらは、山ほどいたであろう大本命から馬連買ってた人への救済ということか。


当方はグランアレグリアをみくびっていた上に、期待のダノン2頭が全然だったために、アーモンドの敗戦は関係なく撃沈。
3頭出しの連携プレイが見れるかと思いきや、スマッシュが演出したタフなレースに、プレミアムもキングリーもまるで対応できずという、ズッコケ三人組ですか貴方がたはと言いたくなるような有様。
とはいえ、勝ち負けとはいかずとも、キングリーはもう少し伸びてくれて良かったし、プレミアムはもう少し粘ってくれても良かったのだが。
調子落ちか、このメンツでは過度に期待しちゃいけないレベルだったか、次走の舞台や相手関係次第では取捨に非常に悩むことになりそうである。


気づいたら上半期のGⅠは残りひとつ。
是非過去記事は振り返らないでいただきたいのだが、本当に過去ないほどにひどい有様である。さすがに焦燥はかなり募っている。
ここでムキになってはいよいよドツボにはまるばかり。幸い次の宝塚記念までしばしの猶予があるので、気持ちを落ち着ける時間としたい。