にわかが道をやってくる

競馬のこととか、競馬以外のこととか。



2020 宝塚記念 感想戦

人の夢と書いてはかないと読むと決めた人は凄いなと思う。
夢は必ず過ぎてしまうもの。いつまでも夢の中にいられるなんてことはあり得ない。とても儚くて、だからこそ尊い。
それが例え、幸せな夢ではなかったとしても。

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◆宝塚記念

◎⑯クロノジェネシス
◯③グローリーヴェイズ
▲⑪ラッキーライラック
△⑤サートゥルナーリア
☆⑦ワグネリアン

【買い目】
3連複 ⑯ー③⑤⑦⑪⑰
ワイド ③ー⑦

前が存外に苦しくなり、後方から1頭ぐらい人気薄が突っ込んでくるような予感がしてきて、迷った末カデナをヒモに追加。
結果買ってないし後出ししても仕方ないのだが、もう一頭の候補がモズベッロだったりもするのだが、まあだからどうしたという話であろう。

高速馬場ではないものの、思いのほかタフな感じでもなく、1800mの1勝クラスでは上がり33秒台も出たりで、例年の宝塚記念よりは消耗戦にはならないかなと思われたこの日の阪神。
が、9R後にスコールのごとき雨が降り、良に回復していた馬場は稍重へと逆戻り。間の悪いことにもう本番まで芝のレースは無し。
まあある程度タフな馬場を想定して検討していたわけだし、大丈夫だろうと自分に言い聞かせ、年に一度のファンファーレを聞く。

 


【着順】
⑯クロノジェネシス ◎
⑭キセキ
⑫モズベッロ
⑤サートゥルナーリア △
⑩メイショウテンゲン

逃げるトーセンスーリヤのすぐ後ろにつけたのは絶好のスタートを切ったワグネリアン。
☆を付け馬券的には最も期待を寄せたのも、この人馬なら大阪杯で後手を踏んでダメだった反省を生かし、これをやってくれるんじゃないかと期待していたから。まずは狙い通りの展開にほくそ笑む。

好位にラッキーライラックにブラストワンピース、その後ろの中団にクロノジェネシスとサートゥルナーリア。
5ハロンは1分ジャストと、速すぎることはないがゆるくもない通過タイム。この流れならクロノジェネシスは届くはず。ブラストが粘りさえしなければまず勝てる。
頑張れ買った馬たち、頑張るな買ってない馬たちと、テレビの前から精一杯の歓声を送る。

果たして、クロノジェネシスはコーナーで抜群の勢いで進出。が、負けじと良い手応えでそれに続いてくるのは天皇賞春では本命にしており、今回は切っていたキセキ。
直線入ったところで先頭並ぶは牝馬2頭。
よしそのまま抜け出せ!
悪いけどキセキはそこまでにしてくれ!
ワグネリアンはもうダメか、それならサートゥルナーリア来い!

叫びも虚しく、目の前で繰り広げられたのは望んでいたのとは異なる光景。
本命のクロノジェネシスこそ一頭突き抜けて凄まじい強さを見せつけてくれたが、ラッキーライラックは力尽き、サートゥルナーリアは伸びてこない。
これまた後ろを離した2着は、まだ終わっていなかったキセキ。そして一時は買い目に入れるか悩んだモズベッロがそれに続く。

やはり急変した馬場状態がカギだった模様。
クロノジェネシスは速い馬場でも強いが、道悪だと更に鬼。それに対してラッキーライラックはどうやら渋馬場はからきしダメだったか。
サートゥルナーリアは昨年の天皇賞と有馬記念の結果を鑑みると、ある程度タフな馬場の方が他馬との相対的には良いのかと思っていたが、年末のグランプリは単に展開が向いただけだったか。とはいえ今回も流れ自体は割とこの馬に利したといえるので、単にムラがあって真価を発揮できない時も少なくないタイプと見るべきかもしれない。

そしてキセキ。この結果は決して奇跡などではないのだろう。
前走本命にしておきながら、あの敗戦を見て、クラシックを分け合ったレイデオロやアルアインが5歳秋にはトップクラスからは転落していたのと同じように、率直にもう終わってしまったのだと判断してしまっていた。何たる不明。何たる不覚。
前2走は調子落ちか、或いは今のこの馬は中距離が適距離で、3000m級は長すぎたのかもしれない。
まして鞍上は武豊。ペースを読み切ったのか、この馬には何よりも折り合いだと判断しての後方待機かわからないが、見事に復活劇を演出してみせた。これがあるからこの人は怖い。


というわけで、上半期有終の美を飾ることはできず。
というより、今年の上半期はかつてないほどに負けまくった。元々馬券ヘタの自分でも驚くほどに低調な成績に終わり、収支の額に軽く目玉が飛び出てしまう。競馬やってなければ引越しとかできたなぁと。

最後に泣きべそ顔にはなってしまったが、これをもって2ヶ月余りの馬券休止期間に突入。
しっかり自分を見つめ直す時間に充てることにしたい。