にわかが道をやってくる

競馬のこととか、競馬以外のこととか。



2021クラシックへの道⑭ 剛力の者たち(2020.8.29-30)

先週の振り返り。サボりにサボってしまい、一時は1ヶ月前のレースを振り返って記事を書いていたが、秋競馬に入る前にようやく追いつくことができ、ひと安心。

世代初のマイル重賞が行われたり、距離的にこのシリーズで取り上げる対象外ではあるが小倉のひまわり賞では九州産馬の星・ヨカヨカが2歳牝馬にして57㎏という破格の斤量を追いながらも快勝劇を見せたりが印象深かった当週。
初勝利を挙げた9頭の中にも、注目すべき駿馬候補は当然いるわけで。

8/29(土)


◆新潟2R 2歳未勝利 芝1800外 曇 良

【着順】
⑦グレアリングアイ 内田博
⑬ウインザナドゥ 津村
⑩グローリアスカペラ Mデムーロ

出遅れ気味で最後方からの競馬になったグレアリングアイが、コーナー早めに捲りに入り、直線ジワジワ伸び続けて勝利。そこそこのペースで後半は消耗戦気味になったのが幸いだったか。


◆新潟5R 2歳新馬 芝1600外 晴 良

【着順】
⑮モメントグスタール 菅原明
⑯スペシャルトーク 柴田善
⑱ウエスタンエポナ 戸崎圭

スローでの直線勝負だったが、今の馬場状態では向正面も外側を走れる外枠の方が優勢だったのかなと思える結果。


◆新潟6R 2歳新馬 芝1600外 晴 良

【着順】
⑮アナザーリリック 津村
⑩セリシア 北村宏
⑫レッジョエミリア 藤田菜

こちらは牝限だが一つ前の混合戦より決着時計が1.7秒も速い。
直線ヨーイドンにまではならない程度の緩めのペース。先行しながらも少し内を空けてまわってくるなど道中上手いこと進路取りしていたセリシアを、一頭違った決め手を持っていたアナザーリリックが捕まえて最後は2馬身差。リオンディーズ産駒1ヶ月以上ぶりの勝利。


◆小倉5R 2歳新馬 芝2000 晴 良

【着順】
⑭コートダルジャン 北村友
⑨オリノコ 浜中
③ワールドリバイバル 藤岡康

平均ぐらいのペースだったが、上位はすべて後方から外をまわした馬たち。その中でもコーナー早めに進出して直線抜け出したコートダルジャンがそのまま押しきり勝利。


◆札幌1R 2歳未勝利 芝1800 曇 良

【着順】
①モリノカンナチャン 横山和
⑤カランドゥーラ ルメール
②ダイシンピスケス 亀田

流れはスロー。前走格上挑戦のコスモス賞で2着と結果を出し、単勝1.1倍に推されたカランドゥーラがコーナーで捲りきってそのまま突き抜けるかと思いきや、インでじっと脚を溜めていたモリノカンナチャンが残り200mから進出、しまいは抜群のキレ味で差し切り勝ち。
ルメールいわく、カランドゥーラの最後の減速は疲れではなく物見によるものらしい。喝入れるためにムチ入れて内側によれてしまい終戦。そのうち勝つとは思うが、足踏みもったいない。

 



8/30(日)


◆新潟5R 2歳新馬 芝2000 曇 良

【着順】
⑩ブラックラテ 岩田康
⑮パープルレディー 石橋脩
⑫ヒシシュシュ 田辺

3ハロン38.4、5ハロン65.6と新馬戦でも稀に見るウルトラスローなので、今後に向けて参考にはなりづらいが、勝ったブラックラテは後方から向う正面で早々と前に出してきて、そのまま長く良い脚を使い接戦の2着争いを尻目に余裕勝ち。父ブラックタイド・母父サクラバクシンオーと、キタサンブラックと似た血統構成であることにも魅力を感じる。
血統的にはそれ以上に魅力だったモーリス×シンハライトのセブンサミットは、馬券外の4着だった上に鞍上の福永に騎乗停止までプレゼント。開催後半の新潟芝で終始内側を通るのはおそらくかなり不利な要素。それで2着と差のない結果なので、まだまだ悲観するには当たらないだろう。


◆小倉1R 2歳未勝利 芝2000 晴 良

【着順】
③テンバガー 川田
①トーセンインパルス 浜中
④スーゼル 幸

後方にいた1番人気のトーセンインパルスが猛追を見せるも、どスローで力のある馬が先行していては届かせるのは難しい。脚色衰えなかったテンバガーの勝ち。この世代で推しているワンダフルタウンともども頑張ってもらい、ダノンザキッドの新馬戦が伝説の新馬戦になったりしたらステキ。


◆札幌1R 2歳未勝利 芝1500 雨 重

【着順】
④フラリオナ 吉田隼 / ⑦ルース 池添
③ワンダーフェンリル 大野

この日の札幌は悪天候に見舞われ激重馬場となり、このレースも2歳未勝利とはいえ1:33.1とマイルでしたっけ? と言いたくなる時計が出てしまう。
そんな中差しつ差されつの2頭が同着で勝ち上がり。最後にググイッと伸び差しきったかと思われたルースはむしろ勿体無かったか。ヤマカツエースやヤマカツマーメイドなどキンカメ系を父に持つ兄姉は皆出世しているのでこの馬も楽しみ。てかどうして彼女だけ冠名付けなかったんだろうか。


◆札幌5R 2歳新馬 芝1800 雨 重

【着順】
⑦ヴェローチェオロ 吉田隼
①カーディナル 横山武
⑨マイネルグスタフ 丹内

これまた1800で1:55.4という鬼時計ならぬ亀時計決着。5ハロン66.5というなかなか衝撃的などスローでの上がり勝負になったが、その中でもゴルシ産駒らしい力強い末脚を見せたヴェローチェオロの勝利。


日曜の札幌は極端にしても、今年の夏終盤の3場はどこも時計が掛かりパワーを要する馬場になっている。安直かもしれないが、ここを勝ち上がった馬はそういう条件下である程度やれるという担保を多少は得ることができたわけで。
キレ味抜群の勝ち方を見せ、クラシック有力候補と謳われた駿馬が、快速の脚を使えない馬場状態に泣き、脆くも敗れ去っていく……なんて光景もしばしば見られるわけで、1回戦をどこでどういう勝ち方をしたかということはちと頭に入れておきたい。


☆にわか的注目馬
ブラックラテ


新潟2歳ステークスはこちら
2021クラシックへの道⑬ 新潟2歳ステークス 感想戦(2020.8/30) - にわかが道をやってくる