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2021 東海ステークス・AJCC 予想

悪天候に祟られたこの週末は、芝とダートでこの先のGⅠも睨んだ強豪たちによる注目のGⅡ戦。

東西ともこの後更に荒れるであろう馬場がどんな影響をもたらすかわからず、そもそも中山については場合によっては月曜代替開催になる可能性ありという状況で予想するのも困難なのだが、日曜に会社に行かなければならない哀しき社畜としては今のうちにやっとくしかない。

◆東海ステークス

◎⑥インティ
◯⑫アナザートゥルース
△④タイキフェルヴール
△⑨ダノンスプレンダー
△⑪オーヴェルニュ


◎⑥インティ
抜きん出た実績、斤量もGⅡ以下では久々の57で出走できる今回は悩まず◎
京都で行われた昨年の当レースは3着だったが、その時の上位2頭ほどの強敵も今回は見当たらない。まして大得意の中京に戻った今年は不安はないように思える。
一方で、歯車が噛み合わなかったときに俄然脆くなるのもこの馬の特徴。とりわけハイペースに巻き込まれてしまったときには崩れやすく、当然他陣営もそれは承知の筈。この舞台でわざわざ刺客を差し向けられることもないだろうが、軸にはしづらい。


◯⑫アナザートゥルース
近走冴えずに人気を落としているが、よく見ると言い訳は十分に効く。
前々走は船橋ダートで5ハロン58.6という異常なハイペースで先行してしまいは垂れるという負け方で、他一緒に前にいたダノンファラオらは更に大差で負けたことを考えるとそう悲観することもない。そして前走はGⅠ。
今回立て直すことができていれば、決して人気上位に劣る存在ではなく、むしろ絶好の買い時なのでは。前述したインティの不安要素とオッズを加味して考えたら、馬券の中心はこちらの方が良いかも。

あとは前走OPクラスを勝ってきてる馬へと。ハヤヤッコまで手を広げるかは悩み中。

 



◆アメリカジョッキークラブカップ

◎⑩モズベッロ
◯⑫ステイフーリッシュ
▲⑧ラストドラフト
△⑨アリストテレス
△⑮ウインマリリン
☆⑰ジャコマル

4歳馬の序列3位決定戦といった趣の一戦。GⅠでは振るわなかったサリオスやオーソリティも前哨戦のGⅡは快勝していることから、人気の中心は若い衆。自分としてもここは将来の楽しみのためにも若き牡馬3頭と牝馬1頭に好結果を出してもらいたい気持ちはある。

だが、ただでさえ紛れが起きやすい中山の多頭数で、天気も馬場も荒れる見込みとなると、馬券の方も荒れるんじゃないかと。
というより、そもそも今回立ちはだかる古馬たちはそんなに楽な相手ではない。となると、我らが求めるべきは妙味。


◎⑩モズベッロ
あの宝塚から半年の休養明けで出てきた有馬記念では全くレースに参加できず大敗。立て直せてさえいれば、昨年の日経新春杯勝利、日経賞は不利があっての2着と、古馬勢の大将格とみなすべき存在であることを示してくれるんじゃないかと。ゲートに難があるが、今の差しが効く中山ではそこまで致命的にはなりにくい。
玉に瑕なのが、宝塚記念で必要以上に道悪巧者の印象がついて、思ったより人気してしまいそうなこと。個人的にはアレはかなり特殊な一戦であって、普通の道悪において必ずしも他馬より有利になるとは言えないと思っている。


◯⑫ステイフーリッシュ
相手筆頭は、GⅡGⅢではかなりの安定感を誇り、5着だった前走京都大賞典も差し決着の展開でかなり粘っており、むしろ評価できるものだった。
中山は過去4戦すべて重賞で、2着2回・3着2回と得意の舞台。ステゴ産らしく重馬場でも強い。気がかりなのは石橋脩テン乗りぐらいだろうか。

他にはこちらもGⅡGⅢの番人になりつつある昨年3着のラストドラフトと、4歳勢では同世代で最もコントレイルを追い詰めたアリストテレスと、エリ女で展開向かない中かなり頑張ったウインマリリンは抑えておきたい。あとはあっと言わせる逃げ粘りを期待してジャコマル。


余談だが、AJCCについてはどうしてもあらぬ心配がよぎってしまう。
過去5年で、3回競走中止の馬が出ており、勝馬2頭が後に調教中の故障により悲しい最期を迎えているのを見ると、信仰を持たぬ自分であっても、どうしても単なる偶然ではない何かを感じてしまう。

今年は現地に行き馬頭観音に手を合わせることはできないが、遠い地から祈ることにしよう。
どうか全馬無事にゴールを迎えてくれるよう。そして今年からはずっと、このレースは中長距離で活躍する古豪と新鋭が熱い戦いを繰り広げる大注目の一戦として、何のてらいもなく楽しめることを。